カルチャキエス渓谷

カルチャキエス渓谷

カルチャキエス渓谷は、アルゼンチン北西部のトゥクマン州(Tucuman)、カタマルカ州(Catamarca)とサルタ州(Salta)にまたがる 広い渓谷で、サブ・アンデス山脈の東側を通る同名の川に沿っており、「高地の縁」(Borde de la Puna)と称されています。プーナ(Puna)とは高地を意味します。

長さ約200km、面積17,000k㎡。
ポマ(Poma)、カチ(Cachi)、モリノス(Molinos)、サン・カルロス(San Carlos)、カファジャテ(Cafayate)郡が含まれます。

山肌の色がつくり上げる風景が場所によって変化し、その中を曲がりくねった道路が続きます。色とりどりの山肌を見せる山間部には、小さな村々が散らばり、美しい風景をつくりだしています。スペイン人の習慣や言葉、芸術の影響が今もなお数多く残されている地域です。

この地域では、パタゴニアの大自然とはまた一味違った大自然と、北西部独自の文化を楽しむことができます。

主な見どころ

カルチャキエス渓谷 VALLES CALCHAQUIES

他では見ることができないほど美しいトゥクマンの森や風景が、連なる渓谷の一部を構成しています。

サン・ミゲル・デ・トゥクマン SAN MIGUEL DE TUCUMAN

アルゼンチン北西に位置する商業、工業、文化の中心地。
歴史的建築物も多く、1816年7月9日に独立宣言を行った“歴史の家(la Casa Historica de Tucuman)”、大聖堂のマトリス教会(la Iglesia Matriz Catedral)、ラ・メルセッド教会(la Iglesia de La Merced)、サン・フランシスコ教会(la Iglesia de San Francisco)、政庁(la Casa de Gobierno)、州議会堂(la Camara de Senadores)などがあります。
また、トゥクマン出身の有名な彫刻家ロラ・モラ(Lola Mora)の芸術品が広場や公園などに据えられています。

タフィ・デル・バジェ TAFI DEL VALLE

タフィ・デル・バジェは海抜1,976m。サン・ミゲル・デ・トゥクマンの107kmに位置し、先住民の言葉“Taktikllakta” - “壮大なものへの入り口にある村”という意味があります。

タフィ・デル・バジェは山々に囲まれた谷間にある小さな村ですが、高台からの景色は見事。谷底に緩やかに川が流れ、小さな滝も多く、周辺の村には先住民が住んでいます。また、考古学的にも価値のある遺跡が残っています。

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エル・コチュナ州立公園 PARQUE PROVINCIAL EL COCHUNA

1,700mの高地にあるエル・コチュナ州立公園には亜熱帯植物が繁り、貴重な植物が保存されています。

キルメス遺跡 RUINAS DE QUILMES

海抜1972mにある先住民の住居跡。
周りには、5m以上もある大きなサボテンが生えています。

かつてここに住んでいたアルゼンチンの先住民が奴隷として迫害され、約1500km離れたブエノスアイレス郊外のキルメス地区まで連れて行かれたという歴史があります。それが、ブエノスアイレスのキルメス地区の名前の発祥となりました。キルメスの町跡は、かつての先住民が残した最も重要な町跡です。

キルメス遺跡

キルメス遺跡

アマイチャ・デル・バジェ AMAICHA DEL VALLE

2月には“パチャママ祭”という伝統的なお祭りが開かれる人口1,509人の海抜2,200mにある小さな村。パチャママとは「大地の母」という意味があります。

パチャママ博物館では、遺跡のレプリカ、周辺の地形の説明、この辺りで取れる岩石のコレクションなどが楽しめます。同じ敷地内にあるタペストリー(織物)の美術館では見事で、民芸品の販売も行っています。

アマイチャ・デル・バジェ

アマイチャ・デル・バジェ

パチャママ祭り FIESTA DE LA PACHAMAMA

アルゼンチンの北西部の人々はパチャママ-PACHAMAMA(大地の母)を崇拝しています。トゥクマン州のパチャママ祭(Fiesta de la Pachamama) は、毎年2月の2週目にアマイチャ・デル・バジェ(Amaicha del Valle) で行われます。
PACHAMAMAへの感謝のセレモ二ーのほか、音楽やトゥクマンの郷土料理などが楽しめる3日間です。

ラス・ジュンガス LAS YUNGAS

サンミゲル・デ・トゥクマン市周辺の緑の多い地区(Yerba Buena, Tafi Viejo, San Pablo, Villa Nougues, San Javier, Raco, El Siambon)。トレッキングやマウンテンバイク、乗馬を楽しんだりとアウトドアの好きな人に最適。
サトウキビや柑橘類の栽培もこの地区で行われています。

ショッピング

トゥクマンには、特別な糸で作られる高級織物があり有名です。そのほか、アマイチャ(Amaicha)とタフィ・デル・バジェの特産品であるポンチョ、ケーナ(Quena)、エルケ(Erke)、カハ(Caja)、太鼓(Bombo)、ピンクージョ(Pincullo)などの楽器や革製品などがあります。

基本情報

トゥクマン(Tucuman)、サルタ(Salta)にまたがる
最寄りの空港の所在地 サン・ミゲル・デ・トゥクマン市(San Miguel de Tucuman)、サルタ(Salta)
観光拠点 サン・ミゲル・デ・トゥクマン市(San Miguel de Tucuman)、サルタ(Salta)
位置 ブエノスアイレス市(Buenos Aires)から1,310km。
コルドバ市(Cordoba)から578km。
サルタ市(Salta)から311km。
メンドーサ市(Mendoza)から1,004km。
アクセス 空路
ブエノスアイレスから便があります。
陸路
ブエノスアイレス市からバスの便があり、サン・ミゲル・デ・トゥクマン市からは州内の各町へ走っています。
気候 カルチャキエス渓谷周辺は年間を通して200mm~400mmと雨が少なく、乾燥した大地に太陽が容赦なく照りつけますが、冬には高山の峰には雪が降り積もります。気温は高度と緯度で異なりますが、平均気温は20℃~25℃。夏の最高気温は35℃、最低気温は5℃と差が激しく、渓谷の北に行くほど下がっていく傾向にあります。

トゥクマン州観光局

http://www.corrientes.com.ar/

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