日系移住地

日系移住地

1936年以来、多くの日本人がパラグアイに移住し、定住地を切り開きました。今も多くの日系移住地が点在しています。

主な日系移住地

ラ コルメナ移住地 La Colmena

ラ コルメナ移住地は、パラグアイで最初の日系移住地です。移住地の南西にある小高い山セロ・アプラグア(標高約300m程度)は、どことなく富士山を感じさせる姿から「コルメナ富士」として日本人移住者たちの望郷のよすがとなりました。

1936年8月に日本から最初の移民団が訪れて開拓が始まりますが、準備期間が短かったこともあり、移民当初の移住者たちは食べる野菜もない中での家作りや重労働を強いられ、苦難の連続でした。 1965年にアスンシオン市場に通じる道路(ラ・コルメナ~アカアイ間)が整備され、トマトやメロンなどの蔬菜類の出荷が急増。現在では、アスンシオンの近郊蔬菜栽培産地としての地位を確立し、「果物の都」とも言われています。

なお、「ラ・コルメナ」という移住地の名称は、勤勉な日本人にふさわしく、「ミツバチの巣箱」という意味で名づけられました。1978年には自治区から市に昇格。日系人の人口は100戸、350人となっています(2009年現在)。

移住地では、11~12月に特産のぶどう狩りが体験できます。

アクセス:
アスンシオンから南東約130km、国道1号線カラペグア市の東約50km
アスンシオンのバスターミナルからバスで約3.5時間

ラパス移住地 La Paz

現在のラパス移住地は、移住開始当初はフラム移住地と呼ばれ、戦後のパラグアイの移住地としては日パ混合の国際移住地であるチャぺス移住地に続いて2番目、戦前のラコルメナ移住地から数えると3番目の移住地となり、パラグアイ発の日本海外移住振興株式会社(JICAの前身)の直轄移住地として設立されました。初期の入植者たちの並々ならぬ苦労を経て、1971年11月にフラム移住地を構成する3地区(富士地区、ラパス地区、サンタ・ローサ地区)が統合し、フラム自治体が発足。1973年の国際的な大豆の価格高騰を契機に移住地の経済が好調に向かい、1988年には念願であった電化が実現しました。1989年に市制が施行され、現在のラパス市となっております。

ラパスという名称は、初代のラパス地区の組合長であった森大光氏により「平和で豊かな移住地に」 という祈りを込めて、「ラパス」(平和)と命名されたものです。

移住地では、10月下旬~11月までヒマワリ畑が広がり、1月~4月上旬はマカデミアンナッツ狩が楽しめます。

アクセス:
アスンシオンバスターミナル~エンカルナシオン(約6時間)
エンカルナシオンバスターミナル~ラパス セントラル(約1時間30分)

ラパス移住地01

ラパス移住地02

ピラポ移住地 Pirapo

2010年8月2日に移住50周年を向かえたピラポ移住地。戦後のパラグアイの移住地としてはチャぺス、ラパスに引き続いて、3番目の移住地です。

1960年8月2日に日本からの第一陣移住者(26家族)が入植。1965年に第28次を迎えるまでに331家族、1777人が日本より入植しましたが、移住地内の景気変動や開拓生活の困窮、結婚分家などによる都市部や他の移住地への転住もあり、現在の日本人会会員数239家族、1249人が在住しています(2008年5月現在)。

移住当初は「アルトパラナ移住地」と命名されていましたが、隣接するアルトパラナ県と混同されることから、1990年にピラポ市として認可されました。「ピラポ」とは、グアラニー語で「ピラ」は魚、「ポ」は手を表し、「魚が手掴み出来るほど多い」の意味とも言われています。

移住当初に取り組んだ農作物の価格低迷、大豆の価格急騰と下落、小麦栽培への転換を経て、現在では大規模な設備投資を行い、ピラポ移住地の農業経済を支えています。
移住地では、大豆や小麦の播種体験や、収穫体験などができます。

ピラポ移住地01

ピラポ移住地02

アクセス:
アスンシオンバスターミナル~エンカルナシオン(約6時間)、エンカルナシオンバスターミナル~「ピラポ入り口」まで約90分。ピラポ入り口からタクシーで15分。
エンカルナシオンバスターミナル~ピラポセントロ(約120分)

イグアス移住地 Yguazu

イグアス移住地はパラグアイで5番目、日本海外移住振興株式会社(JICAの前身)の直轄移住地として設立され、1961年8月22日、フラム移住地及びチャべス移住地からの分家移住希望者14家族が第一次団として入植しました。1960年代になると日本は高度成長期に入り、経済的理由による移住者が激減。1972年までの入植者は238家族に留まり、現在の日系移住者世帯数は、220世帯(2010年3月現在)となっています。

また、イグアス移住地は、JICAの直轄移住地ではあるものの、開設当初から移民法に基づいてパラグアイ入植者も受け入れ、現在ではブラジル人やスイス人、ドイツ人など多国籍な移住地となっています。

トマトやメロンの一大産地となったものの、市場の競争激化、大豆価格の低迷と低収量などの不振が続き、負債が膨大化。しかし、1983年に不耕起栽培の導入が成功し、不耕起栽培先進地として全国にその名を馳せるようになりました。
移住地の中央公園には、シンボルである大鳥居と友好の碑があります。また、2002年から和太鼓つくりを始めたイグアス太鼓工房があります。

イグアス移住地01

イグアス移住地02

アクセス:
アスンシオンバスターミナルから「イグアス移住地入り口」まで42km、約4時間30分

基本情報

日本人会一覧
パラグアイ
日本人会連合会
Tel. 595-21-555-213
rengoukai_paraguay@hotmail.com
http://rengoukai.org.py/
ラ コルメラ パラグアイ
日本文化協会
Tel. 595-537-223-355
ラパス日本人会 Tel. 595-763-20009
asolapaz@yahoo.co.jp
ピラポ日本人会 Tel. 595-768-245-223
piraponihonjinkai@hotmail.com
イグアス日本人会 Tel. 595-632-20243
nikkaiygpy@foznet.com.br
アスンシオン日本人会 Tel. 595-21-553-357
asuncion_nikkai@hotmail.com
アマンバイ日本人会 Tel. 595-336-72529
amambayjp@yahoo.jp
エステ日本人会 Tel. 595-61-570-03
ajeste@hotmail.com
エンカルナシオン
日本人会
Tel. 595-71-202-268
nikkai@itacom.com.py
チャべス日本人会 Tel. 595-770-210-096
aopoi28@yahoo.co.jp
セントロ日系 Tel.595-21-608-736
centronikkeiparaguayo@gmail.com

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